現在プロモデルというと、選手仕様として一般に市販されているものを指しますが、このコーナーで言う「プロモデル」は選手仕様と選手実使用品・球団支給品も含みます。

ボールランプが点滅しているブースはマークの詳細が見れます。

南海ホークス:鶴岡監督時代モデル
製  造
(株)久保田運動具店 《スラッガー》
使用期間
1959年〜1971年
主な素材
ポリエステル
主な特徴
全体:濃緑色 マーク:白
種  別
球団支給品
どの年代のもかは特定できませんが、おそらく鶴岡監督の後期か野村監督の初期のものだと思われます。南海ホークスがもっとも強く、輝いていた時代のモデルです。
●武知義一さん所蔵

南海ホークス:野村監督時代モデル(濃緑色・黄マーク)
製  造
(株)久保田運動具店 《スラッガー》
使用期間
1972年〜1977年
主な素材
ポリエステル
主な特徴
全体:濃緑色 天ボタン:黄土色 マーク:黄土色
種  別
球団支給品
野村監督時代を象徴する帽子。ユニフォームも鶴岡監督時代のイメージを一新、帽子もそのカラーに併せて変更された。マークは金糸のように見えるが黄土色。南海ホークスとして最後に優勝をしたときのモデルでもある。
●武知義一さん所蔵

南海ホークス:野村監督時代モデル(明緑色・白マーク)
製  造
(株)久保田運動具店 《スラッガー》
使用期間
1974年〜1977年
主な素材
ポリエステル
主な特徴
全体:緑色 マーク:白
種  別
球団支給品(広瀬叔功選手実使用)
野村監督時代のもうひとつのタイプ。当時各球団のユニフォームの色が鮮やかになり、時流に乗った感じ。明るい緑は野村時代より広瀬監督以降のイメージが強いが、実際広瀬以降の帽子は天ボタンが白に変更されている。
●武知義一さん所蔵

南海ホークス:1979年のオールスター(セパ30周年)モデル
製  造
ミズノ(株)
使用期間
1979年
主な素材
ポリエステル
主な特徴
全体:緑色 天ボタン:白 マーク:白 金色の3本ライン。
種  別
連盟支給品?(藤原 満選手実使用)
セ・パ誕生30周年となった1979年のオールスターのみ使用されたモデル。製造がミズノなので、おそらく連盟の支給品と思われる。当時こんな感じの帽子をMLBのパイレーツが使用していたのを記憶している。レプリカ版も販売された。
●武知義一さん所蔵

南海ホークス:広瀬監督時代モデル
製  造
(株)久保田運動具店 《スラッガー》
使用期間
1980年
主な素材
ポリエステル
主な特徴
全体:緑色 ツバ・天ボタン:赤 マーク:白
種  別
球団支給品(広瀬叔功監督実使用)
1980年広瀬監督の3年目に採用したストライプユニフォームに合わせて登場。当時2トンカラーが流行していた関係で採用されたと思われるが、イメージが合わずにチームも最下位で広瀬監督も退任し、翌年からは何事もなかったように前年モデルが復活。谷間に咲いた短い花の生涯でした。
●武知義一さん所蔵

南海ホークス:最終型モデル(穴吹・杉浦監督時代)ニット
製  造
(株)久保田運動具店 《スラッガー》
使用期間
1984年〜1988年
主な素材
ポリエステル
主な特徴
全体:濃緑色 天ボタン:白。1987〜88年は本体と同色に変更。
種  別
選手仕様品
名門復活をかけて、昔のイメージに近いカラーに変更。黄金時代の深緑は暗く渋めでしたが、この深緑は当時よりは明るめのきれいな深緑でした。しかし、成績は最高で4位。結局、南海ホークスとしての最後のモデルとなってしまいした。

南海ホークス:鶴岡一人実使用
製  造
サンアップ
使用期間
1984年
主な素材
ポリエステル
主な特徴
全体:濃緑色 天ボタン:白。
種  別
選手仕様品(?)
1984年に行われたOBオールスター東西対抗にて鶴岡一人監督が実際に着用した帽子。このオールスター用にユニフォーム一式が新調され、鶴岡氏が監督時代ものではなく当時のユニフォームのデザインが使用された。面白いのが帽子の製造がスラッガーではく、ヤクルト等のユニフォームを製造していたサンアップ社製というところ。
●NASTYさん所蔵

ダイエーホークス:FDH初代モデル(杉浦・田淵監督時代)メッシュ
製  造
ミズノ(株) 《ミズノ・プロ》
使用期間
1989年〜1992年
主な素材
ナイロン
主な特徴
すべて黒。
種 別
球団支給品(加藤伸一モデル)
ダイエーになり、ユニフォームはデザイナー三宅一生により、そのイメージは大きく変貌を遂げた。焦げ茶がベースとは意表をついたカラーであった。個人的にはこのときのデザインで良かったと思ったのはガッチャマンヘルメットと今もある鷹ジャンのみ。あとはもうひとつだった…
●真鍋勝是さん所蔵

ダイエーホークス:FDH2代目モデル(ホーム用)メッシュ
製  造
ミズノ(株) 《ミズノ・プロ》
使用期間
1993年〜1998年
主な素材
ナイロン
主な特徴
刺繍ワッペン
種  別
選手仕様品
本拠地を福岡ドームに移した際に、ユニフォームを一新。この時にホーム用・ビジター用とユニフォームに合わせて帽子も2種類用意された。FDHのマークが白フチから黒フチに変わっただけでこんなに精悍なイメージになるのかと思いました。胸マークのFDHのタテ組みはナイスなアイデアでしたね。

ダイエーホークス:FDH2代目モデル(ビジター用)ニット
製  造
ミズノ(株) 《ミズノ・プロ》
流通期間
1993年〜1998年
主な素材
ポリエステル
主な特徴
刺繍ワッペン
種  別
球団支給品
上記モデルのビジター用。ユニフォームと共にモノトーンというのが何か強さを感じさせるイメージです。当時これほどカッコイイ帽子はないと思っていましたが、オレンジツバに慣れた今では何かもの足りなさを感じます。
●真鍋勝是さん所蔵

ダイエーホークス:FDH3代目モデル メッシュ
製  造
ミズノ(株) 《ミズノ・プロ》
流通期間
1999年〜
主な素材
ナイロン
主な特徴
刺繍ワッペン
種  別
球団支給品
おなじみ現在のバージョンです。はじめ、このオレンジツバを見たときに「ダサイ!何を血迷ったのか!」と思いましたよ。しかし慣れとは恐ろしいものです。この帽子で優勝を成し遂げた今ではカッコよく見えて、なんとも言えない風格さえ感じます。
●武知義一さん所蔵

ソフトバンクホークス:川崎宗則実使用(2005フルスイング仕様)
製  造
ミズノ(株) 《ミズノ・プロ》
流通期間
2005年〜
主な素材
ナイロン
主な特徴
刺繍ワッペン
種  別
球団支給品
ソフトバンクになり、デザインを一新。Sとhを組み合わせたシンプルなマークに。ユニフォーム発表時には、あまりにもシンプルなマークに物足りなさを感じましたが、時間がたてば落ち着いたデザインに見えてきました。ただキャップのスタイルがここ数年、各球団がメジャースタイルの丸い形のもを採用しているのに、旧態依然とした六方型なのが気になります。


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